Keiko Shiraishi

 

 

舞台美術家 白石恵子      

                                                静岡県生れ。

刈谷北高等学校演劇部で美術・照明を担当。以来、劇場芸術の"裏方さん"への道を進む事となる。愛知教育大学教育学部総合造形コース、インド国立デリー大学美術学部中退。1992年ニューデリーポリテクニック女子大学染色デザイン科首席 卒業。97年イタリア国立美術学院ローマ校舞台美術科首席卒業。94年より2年間、劇団飛行船国際奨学会特別留学生として、また97年より2年間、愛知県新進芸術家海外留学等補助事業研修員としてエドアルド・サンキに師事、ローマ歌劇場、モデナ市立歌劇場等の劇場で、オペラ・バレエ・演劇の美術プロジェクトと製作に携わる。97年には、イタリア劇場文化振興団(E.T.I.)主催の新進舞台美術家デザインコンクールに応募した2作品がそれぞれ 1位、2位に入 賞。 1999年よりモデナに在住、イタリアでも残り少なくなった伝統技術継承者のひとり、リナルド・リナルディ氏のもと、背景画家として、 ルカ・ロンコーニ、ピエール・ルイジ・ピッツィ作品をはじめ、世界中のオペラ公演のための背景画製作に携わる。また、自身でもオペラ・演劇・ダンス・展覧会などの美術デザインと製作を行い、2000年9月には、東京・新国立劇場にて、粟国 淳演出・ロッシーニ オペラ"幸せな間違い"の 装置デザインおよび絵画部分の製作で日本デビューを果たした。舞台美術家・美術製作工房としての活動の他、イタリア各地で催される背景画家養成コースの特 別講師を勤めながら、この伝統技術と、モデナ・パヴァロッティ歌劇場の屋根裏部屋にあたる、イタリアで唯一現存する絵画工房の維持に尽力している。